WEBマガジン

子どもたちの未来を育むために
~福祉と教育の連携の第一歩~
平成30年9月21日/ほうあんホッと相談カフェ(大谷)

平成30年7月25日
小田原養護学校で子ども部会主催による「福祉と教育の連携について」の研修を行いました。
子ども部会では過去の研修で放課後等デイサービス事業所と行政などの関係機関を対象とした研修を実施した事はありましたが、「教育」関係機関との合同研修として関係機関が一同に会した初めての取り組みとなりました。

 まず初めに小田原市障がい福祉課杉崎氏より、障がい福祉サービスの申請から利用までの説明を行って頂きました。

 実際にサービスなどを利用したい!といったご家族が多い中、利用するにはどうしたらいいの?といった問い合わせが多くなってきています。その為、今回をいいきっかけとし、改めて杉崎氏より説明を行っていただき、見識を深める機会としました。


 次にほうあんうみ山崎園長より、保育所等訪問支援事業の説明および報告です。

 保育所等訪問支援事業は福祉サービスの一つとして位置づけられおり、保育園・幼稚園・小学校(特別支援学級)・特別支援学校等と連携しています。名称とは違い学校にもよく訪問しているとのことです。

 実際の動きとして、月に1回~2回程対象のお子さんが所属している集団生活の学校や施設に訪問します。その中で対象のお子さんが集団の中で生活が出来るように支援をしたり、対象のお子さんを支援している学校や施設のスタッフに助言などを行います。
 実際に山崎園長が施設を訪問し、学校との連携が取れて支援にあたる事が出来たケースもあります。

※時間の関係上、具体的な事例は次回以降機会があった時の発表となります。

 次に教育と福祉の連携の好事例として富水小学校より、富田先生・垂水先生と放課後等ディサービスを行っている扇町ひかりより、石川施設長に事例を発表して頂きました。

 夏休みから情緒が不安定になり自身を傷つけるような行動が多くなったお子さんへの取組として、学校と放課後等ディサービス事業所がどの様な連携を取ったのかという説明を頂きました。

 それまでは学校側、事業所側それぞれが課題を抱えこんでいましたが、両方から市役所に連絡し相談があったことで、そこから、相談支援事業所や教育委員会に依頼して、関係する支援者が集まる担当者会議の開催に繋がっています。担当者会議により支援の方向性が共有され、家族のご理解も頂くことができたことで、統一的な支援が行われるようになりました。
 今回の事例発表では教育・福祉がそれぞれ動くのではなく、お互いに情報共有することがお子さんに対してだけではなく、その家族の不安も取り除く事になるという事を学ぶ事が出来ました。

※事例内容はプライバシーが含まれるため、割愛させていただきます。


最後にグループワークを行いました。
 今回の報告の中からお互いが抱えている連携の課題や実際の問題点、それに対しての解決策、事例の感想などを話し合いました。
 各グループで共通して上がっていたのは、なかなか連携をする時間が取れないという事や方法が分からないといった話が出ました。その中での解決策としては連絡ノートを作成して連携を図ったらどうか?や実際に顔を見て雑談をするところからでも始めて関係を一から作っていったらどうか?など、様々な意見が交わされました。
最後に、、、
 今回の今回の研修では初めて学校関係者、行政機関、福祉事業所、相談支援事業所など、子どもを支援する上で関係する機関が一同に会し、一緒の空間で学びを深めることが出来ました。
 今後この様な取り組みが顔の見える関係作りを促進し、子供たち一人一人に関わる関係者が集まる担当者会議がもっと気軽に開催できるいいきっかけになったと思います。
 今後も自立支援協議会子ども部会ではこの様な取り組みを企画・運営していきます。どうぞ皆様お気軽にご参加くださればと思います。