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就労移行支援 Blossomから就職した利用者さんのご活躍を報告します

2023年12月5日
ほうあんのぞみBlossom
本田

今年の8月にBlossomを卒業・就職をされた
加藤さんの職場にジョブコーチがお邪魔しました。
 
Blossomで学んでいる頃から、
「僕は、高齢者施設で働きたいです!」
​​​​と強い意志を持っていた加藤さん。
お年寄りとの小さな関わりや
たわいのないおしゃべり
笑い合うことを楽しみたい。
彼の言葉の中には
そんな想いがたくさん詰まっていました。
 
その想いが形となり
高齢者施設に入職をして3ヶ月。
加藤さんの日常の一コマをお伝えします。
 
お年寄りの方々が入居をされ
日々暮らしている施設の中で
居室の清掃
乾いた洗濯物のお届け
おしぼりのお渡し
ゴミ回収
などが加藤さんのお仕事です。
基本的に一人で行います。
 

ここで、加藤さんに質問です!(^^)!
 
⚪働いている時に注意をしていることは何ですか?

わからないことは自分で判断をしないで
職員さんに聞きます!

 
⚪働いていてうれしいことは何ですか??

「ありがとうございます」と
声をかけてもらえることです!

(やりがいになってるね!)

加藤さん、それはきっと
いつもあなたが相手の目を真っ直ぐに見て
「ありがとうございます!」と
お礼を伝えてくれる人だからだと思います。
 
職場の方は
加藤さんの丁寧な言葉遣いや
真面目さが、とってもいいんです ( ^^)

と話して下さいました。
彼の人柄をや仕事ぶりを
認めてもらえている
そんな雰囲気が感じられます。
(立派だね!)
 
今や「人生100年時代」
若い頃を懸命に生きてこられた皆さんが
笑ったり 泣いたり 怒ったり・・・
そんな一日を過ごされる施設の中。
「ありがとうございます(^-^)」の声が
さり気なく優しく響いている空間。
加藤さんは、今日もそんな場所で働いています。
 
最近は、次にどんなことを話しかけてみようかな?
と考えることもあるそうです。
 
「自分の強みは伸ばして、
弱みは助けてもらいながら、
出来ることを増やしていく。」

難しいけれど、大切です。
Blossomでの座学のあとは経験が待っています。

今、彼は目の前の新しいことに
一つずつ挑戦しています。
話したいことも言葉を選びながら伝えています。
 
加藤さん、
今日も一日お疲れさまでした(^^)
洗い上がった洗濯物の
居室の番号を確認しています。
コンコンコン、ノックをした後に
「失礼します、洗濯物を届けにきました。」
タンスの中にしまう方。
タンスの上に置いておく方。
お一人ずつ決まったパターンがあります。