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しおんワークプレイス 掃除訓練&食品を扱う仕事訓練

2024年10月16日
ほうあん第一しおん
投稿者名 清水

放課後等デイサービスをご利用されている中学生・高校生の
作業訓練と生活訓練の様子をご紹介させて頂きます。

4月~6月には
作業訓練は「食品を扱う仕事訓練」
生活訓練は「掃除訓練」を行いました。

高校卒業後は
食品関係の仕事に就きたいと希望する方
行事を通して少しずつ働くことについて考えている方
頑張れば、誰かに感謝される☆彡…など
皆さんがそれぞれ想いながら
訓練に取り組む姿を是非ご覧ください。

 
まずは生活訓練の様子です。

今年で掃除訓練2回目の
中学生たちは
様々な掃除に挑戦しました。
最終レベルのトイレ掃除まで
体験された方もいました。

「トイレどうせ汚くなるのに
どうして掃除をしなければならないのか」
という中学2年生の疑問には…
職員「(確かに)でも
掃除の手順を覚えなければキレイにする事。
お仕事ができないですよね」と話しました。
近頃、帰り前の掃除の時間も
すぐに道具を準備する姿も
見られてきました!
素晴らしいです!
 
回転モップでは水を使います
そんな時に 床に水を
こぼしちゃうことありますよね

突然の出来事に
あたふたしてしまいます
けれど そのままにしたら
床の劣化に繋がったり
誰かが転倒する恐れがあり
迷惑かけてしまいます

「すぐに拭く」
この言葉を利用者さんから
すぐに出てくるように
なってきました


 
みんなで仕事をしていると
こんなことがあります…

終わったけれど
何したらいいかわからなくなったけれど

「いつ聞いたらいいかわからない!!」

そんな時は職員を呼ぶ。
そんな一言が言えるようになったら
素晴らしいですよね
 
回転モップでは
拭き残しがないか確認しながら
拭きます。

もう一度拭き残しがないか
確認します。

掃除の訓練や掃除の時間を通して
初めて覚えた事を
皆さん発揮されています!

これからも皆さんの成長に繋がる
生活訓練を提供したいと思います。





 
続いて、作業訓練
「食品を扱う仕事訓練」の様子です
まずは、身だしなみの
セルフチェックをします。

「爪が伸びていたら…?」
爪の中のゴミが入ってしまったり
目に見えない菌が食べ物に
入ってしまうかもしれません
髪の毛もからだについている
かもしれないです。
それが食べ物に
入ったりしてしまったら
大変です。

なので、身だしなみ確認を
必ずおこないます。
身だしなみ訓練では
前かけエプロン、
肩かけエプロンを
身に着ける練習をしました。
この訓練を機会に
「初めて綺麗に
リボンを結べるようになった!」
と嬉しい報告を
してくれた方もいました(*´ω`*)

 
コロコロは
「どこからやりますか?」
の職員の質問の前に
「上からやる!」とみなさん即答です。

髪の毛やゴミがついているかの
確認します。

 
こちらは
腸内細菌検査(検便)
の説明中です。
「検査はなぜするのだろう?」

私たちの身体の中には
食中毒を起こしてしまう菌が
潜在していることもあります。

検査をしないと食中毒を
起こしてしまう
危険性が高まってしまうことを
視覚的にお伝えしました。
写真は閲覧注意です

「うわあああああ汚い。」
と反応する方もいました。

トイレの写真に
リアルなダミー便が乗っています
本物の検査キットを使って
採取する練習を何度もしました。

 
おやつのパンや
給食を作っている人、
レストランで調理をしてくれる人、
食品に触れる仕事をしている人は
検査をしていることをお伝えしました。

 
続いて!
夏休みは火曜日のみ、
パン販売体験をおこないました!
パン工房から商品を
取りに行くところから
担当させてもらいました!
皆さんの声掛けで
たくさんの商品が
売れるかもしれません!
ドキドキ
 
ここからは
夏休みに行った
1時間の作業訓練の様子です。

夏休みの午前日課は
訓練or身だしなみ講座を行いました。

※身だしなみ講座の様子も
後日アップいたしますので
少々、お待ちください。

 

訓練をしている中で
皆さんは、
おもったこと・つたえたいこと・
気づいたことなど
様々な発言・仕草・行動で
職員に伝えてくれることがあります。


 
                            作業訓練では、
                           ①同じ作業を続ける力
                               ②新しい作業に挑戦したくなる力
                            ③報連相が言える力

                              いろいろな「力」がつくよう
                           これからも
                              利用者さんからのサインを
                             大切に支援していきたい
                            と思っております。