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「個別療育」ってなんでしょう?

2021年12月28日
ほうあんふじ
投稿者名 ふくなが



今回はふじで取り組んでいる

「個別療育」について

紹介したいと思います。



個別療育とは

職員と子どもと一対一で45分間

机上課題や運動課題を取り組む時間です。

課題設定は子どもに合わせて行なっています。

 

なんで個別療育を取り組んでいるのでしょうか・・・?



ブランコで揺れる、高い所によじ登るなどの遊びからは
沢山の感覚刺激が得られます。


そのような感覚刺激の経験が幼少期に適切に積み重なると、


就学後に必要な「学習の構え」が形成されていくと
言われています。




人の話を聞く力や集中力などもその1つです。

しかし、感覚刺激の感じ方は人それぞれであり、
感じ方が鈍い人や過敏な人に分かれます。

鈍い人は周りの人以上に刺激を求め、
過敏な人は人一倍刺激に対して恐怖心を感じやすいという特徴を示します。

このような感覚刺激の感じ方の違いが強いと、
幼少期に大切であると言われている感覚刺激の経験が適切に積み重なりにくいです。

そのような場合、落ち着きがない、体や手の使い方が不器用、
注意散漫、怖がりなどの行動として現れます。

 




適切な感覚刺激の経験を促すためには子どもたちが

「楽しく遊ぶこと」「遊びにチャレンジして成功する」ことが大切であるため

個々の感覚の特徴に合わせた取り組みをおこなっています。

 



実際に個別療育の様子を保護者の方に見てもらい
職員より「なぜ取り組んでいるのか」等を説明させて頂き
理解を深めて頂けたらと思います。

また、保護者の方からも疑問に思ったことがあれば
職員に聞いて頂けたらと思います。
 



今回は「個別療育」についてお伝えしました。

個別療育をする意味として

「信頼関係を築く」と言うことが

第一の基本になってきます。

職員は常に子どもたちと「楽しいね♪」という気持ちを

大切にしています。